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2013年8月19日月曜日

オーディオエフェクトラックのチェーンセレクトゾーンって、何?

オーディオエフェクトラックの一機能、チェーンセレクトゾーンの概念が
(僕なりにですが)理解できて嬉しかったので、ここに書きたいと思います。
まず、チェーンセレクトゾーンが何か、私なりの解釈を書くと…
  • オーディオエフェクトラックで設定できる、チェーンセレクトゾーンという0~127の範囲がある。
  • チェーンセレクトルーラというオレンジの棒で、0~127の値を選択、変更できる。(ツマミでグリグリ変えられるイメージ)
  • ゾーンという青いバーで、オレンジの棒がどの位置にいるときに、どのエフェクトが動くかが設定できる。
こんな感じです。

Ableton Live公式の解説を見たい方は、オーディオエフェクトラックの解説ページ
チェーンセレクトゾーンの部分を御覧ください。

18.5.4 チェーンセレクトゾーン


では、実際に絵で見たほうがわかりやすいと思うので画像を載せます。

まずは、チェーン関連の部分を表示するとこまでいってみましょう。

1.エフェクトの追加、チェーンセレクトゾーンの表示
以前書いた記事の手順で、オーディエフェクトラック内にコーラスを入れてみました。
で、画像赤枠の2つのボタンを押してみてください。

そうすると、上の画像のようになったと思います。
続いて、上画像赤枠の「Chain」を押してみてください。

チェーンセレクトエディタが表示されると思います。
ちなみにこのエディタは、右クリックから表示の倍率を変えることが可能です。

冒頭で触れた「チェーンセレクトルーラ」とはなんぞや?
上画像赤枠に囲まれている、オレンジの棒のことらしいです。
(僕はこの棒の存在になかなか気付けませんでした(^^;))
この棒を動かして、0~127の値を変化させることが可能です。

チェーンリストにエフェクトを追加してみましょう。
画像では2つエフェクトを追加し、計3つにしています。

わかりやすいように、名前を「チェーン」からそれぞれのエフェクトの名前に変えました。
さて、今オレンジの棒は0となっています。
エフェクトのゾーン設定もすべて0です。
なので、今このエフェクトは3つすべてが動きます。

2.ゾーンの設定
さて、それではゾーンの設定をしてみましょう。

見やすいように表示倍率を変え、ゾーンをドラッグして、範囲を変更してみました。
Chorus:1~8
EQ Three:9~24
Flanger:16~32
です。
オレンジの棒は0の位置のままです。
この状態だと、3つのエフェクトはどれも動きません。
(ゾーンのバーが、0にかかっていないので。)

3.オレンジの棒を動かしてみる
オレンジの棒を以下のように動かすと、それぞれエフェクトが動きます。

オレンジの棒を右に動かしました…。
この状態だと、Chorusのみが動きます。

オレンジの棒をさらに右に動かしました…。
この状態だと、EQ Threeのみが動きます。

オレンジの棒をまたさらに右に動かしました…。
この状態だと、EQ ThreeとFlangerが動きます。

どうでしょうか。感じがつかめましたでしょうか。
このオレンジをMIDIコンのツマミにマッピングし、ツマミを回すと、
ひねり始めはChorusが動いて…
もう少しひねるとChorusが無効、EQ Threeが有効となって…
もう少しひねるとEQ ThreeとFlangerが有効になります。
ちなみにまだひねると、オレンジの棒がゾーンの範囲外に出てしまうので、
3つともエフェクトが動かなくなります。

4.この機能について
フェードの設定もできるみたいですし、他にも細かい機能はあると思いますが、
僕なりの解釈はこんな感じです。
エフェクトをバッチリ作る方はこういう機能も使いこなすのかなぁ…。
まだ、今の僕ではこれの有効活用法が見えません…(^^;)
こういう機能もスマートに、かつ有用に使いこなせるようになりたいもんです!

2013年8月17日土曜日

空のオーディオエフェクトラック(Audio Effect Rack)を挿入して簡単にマクロマッピングしてみる

ほんとは空のオーディオエフェクトラック(Audio Effect Rack)を挿入する手順を
書きたかったんですが、それだけだとなんか投稿数稼ぎみたいでちょ~っと嫌なので
簡単なマクロ(Macro)マッピングをする手順までを、書いてみます。

1.空のオーディオエフェクトラックを挿入する
「Audio Effect Rack」をドラッグします。

これだけです。

2.簡単にマクロマッピングしてみる
オーディオエフェクトラックにエフェクトを入れます。
画像では例としてコーラスを入れています。

マッピングしたいツマミやボタンを右クリックして、「Macro Xへマップ」をクリックします。

で、マクロのツマミ(画像左赤枠)を回すと…
マッピングしたツマミ(画像右赤枠)も同期して回ります!

1つのツマミで複数の値を変えたい…だとか、1つのツマミで
ボタンをONにして、同時に値も変えたいだとかいうときに使えるテクニックですね。
(たぶんそういう時に使うものだと思います。)

2013年7月28日日曜日

【記事ご紹介】AbletonLiveでのDJ時に使えそうなフリーのエフェクトラック

AbletonLiveにデフォルトで入ってるエフェクトはDJでは
使いにくいんじゃないかなーと正直思ってたんですが、
先日DJで使えそうなフリーのエフェクトラックを見つけました。

新しくなったTarekithのDJエフェクトラック
※記事で紹介されているのはLive9用です

ざっと見てみたんですが効果がわかりやすいエフェクトや、
シングルノブのエフェクト(ツマミが1つしかないエフェクト)が結構入ってました。
時間が空いた時に遊んでみようかなと思っています(^_^)


使うための設定ですが、上記リンクからダウンロードしたzipを解凍し、
解凍されてできたフォルダを好きな場所に置きます。

後は、そのフォルダを左のツリーに入れてやればOKです。
「フォルダを追加」というボタンでフォルダを追加すると、
左の「CATEGORIES」という部分に追加したフォルダが表示されます。

「CATEGORIES」に追加したフォルダの中を覗いてやると
エフェクトが入っていると思いますので、後はデフォルトで入っている
エフェクトと同じように使ってやればOKです。

「On-Off Button Control」というフォルダに入っているのは
ON/OFFで効果を出すエフェクトなんでしょうか?
面白そうなので、試すのが楽しみです!

2011年7月22日金曜日

Traktorエフェクト切替時の音の途切れ

[現象]
エフェクトのD/W→100%
エフェクト→OFF
FXボタン→ON
この状態で、MIDIコントローラーのツマミにて
エフェクトを順に切り替えていくと、音が途切れる
上画像の状態でエフェクトを切り替えると音に途切れが発生する

[原因] 
(以下、NI社に問い合わせした結果)
Traktorに限らず、音楽ソフトの全てがそういう仕様。
エフェクトの掛け具合を100%の状態で
いきなりエフェクトを切り替えた場合、音の途切れは必ず発生する。

[対策]
エフェクトを切り替える場合は
・D/Wを低めにしてから
もしくは
・エフェクトを完全に切る
こと。

私は、MIDIコンのエフェクトON/OFFスイッチに、
FXボタンの[1][2]ボタンを割り当てて、エフェクト切り替えの際は
エフェクトを完全に落とす運用で、音の途切れを回避しようと思っています。

ちなみに、エフェクトはグループモードより
シングルモードのほうが負荷が少ないそうで。
グループモードのほうが使うのが簡単なので、
僕はグループモードを使ってます。