2021年9月5日日曜日

Behringer TD-3とAbleton Live 11をリンクさせる。

 BehringerのTD-3を買いました。

単体での打ち込みがむちゃくちゃ難しいので、Abletonとつなげて

DAWのシーケンサで鳴らせるようにしてみました。

接続や設定で困っている方のためにメモを残しておこうと思います。

※あくまで「私はこうしたら動いた」というメモです。

 この設定で正解なのか、なんでこの設定で動いているのはよくわかって

 おりません。このつなぎ方で何かあっても責任は一切取りませんので

 ご了承ください。

 

まず下準備として、TD-3のドライバソフト的なのを落としてきます。

前は別名だったようですが、今は「SYNTHTRIBE」というソフトに

なっているようです。以下から落とせました。

ダウンロードセンター


TD-3をパソコンにUSBでつないで電源を起動します。

「SYNTHTRIBE V2.5.5 Windows.exe」を実行し、SYNTHTRIBEの画面で

「Clock Source」を「MIDI USB」にします。


左下の「Update」からファームウェアもアップデートできるので、
しておきましょう。僕の場合、最初にファームのアップを要求されました。

続いて結線です。


僕は昔からTRAKTOR AUDIO6を使っています。
皆さんはご自分のオーディオインターフェースをお使いください。


機器を接続したらAbletonを起動しましょう。
「環境設定」の「Audio」から「ドライバタイプ」を「ASIO」に。
「オーディオデバイス」を「ASIO4ALL」に設定します。
(私はASIOを使っております。ASIOについてはネットで調べてみてください。)
続いて「ハードウェア設定」を押します。


ASIOの設定を以下にします。
オーディオインターフェースを有効(?)にしましょう。



さっきの環境設定に戻ったら、「チャンネル設定」の
「入力設定」を以下に変えます。


続いて環境設定の「Link Tempo MIDI」から設定を以下に変えます。
MIDIの入力・出力にTD-3を選び、MIDI Portsの
トラックのTD-3の箇所をチェックオンにしてください。

ここまでくれば設定完了(のはず)です。


メイン画面に戻って、「External Instrument」というモジュールを
挿入しましょう。


挿入したらてきとうにMIDIシーケンスを描いて
再生しっぱなしの状態にし、以下画面の部分を設定します。
この時点ではまだ音は出ないです。


「MIDI To」を「TD-3」に。
「Audio From」は音が鳴っているチャンネルを
選びましょう。
私ここがよくわかってないのですが、たぶん環境設定の「入力設定」で
有効化したチャンネルになるんだと思います。


次に、オーディオトラックを1個追加します。
入力タイプをさっき追加した「Ext. Instrument」に。
右端の録音ボタンをオンにします。
ここまでできたら画面上部「アレンジメント録音ボタン」を
押してみてください。オーディオトラックにTD-3のサウンドが
録音されていく…んではないかと思います…(ちょっと自信がない)

以上です。これでハードを動かした結果をオーディオトラックに
録音できるようになりました。

実は一点困っております。
私、上記の設定で録音はできるようになったのですが、
なぜか音量が小さいんです。
TD-3にヘッドホン直挿しすると十分聴こえるし、
オーディオインターフェースの問題かなぁ…。
現状、録音後にオーディオトラックの音量を上げることで回避しております。
まぁいいか。

今回、以下の動画を参考にしました。

この記事は2021/9/4時点の情報です。
ドライバソフトの名前など変わっていくかもしれませんのでご注意ください。


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