2013年8月23日金曜日

シーンやクリップをラウンチ(再生)した時のオートシンクみたいなの(クオンタイズ)を解除する

シーンをラウンチボタン(下画像赤枠)で再生した時に、
デフォルトだとオートシンクみたいな感じになると思うんです。
(みたいに~と言いましたが正しく言うとクオンタイズなので、以下クオンタイズと言います)

ラウンチボタン

このクオンタイズは解除、もしくはクオンタイズのタイミングを調整できます。
長いことLive使ってて全然知りませんでした。ちょっと衝撃。
下画面の「グローバルクオンタイゼーション」というところで、全体の
クオンタイズ設定を調整できます。
グローバルクオンタイゼーション

クリップ単位で調整するなら、ラウンチボックス内の
「クリップクオンタイズセレクター」というところで調整が可能です。
(下画面の左下、「L」をクリックすると、ラウンチボックスが表示されます)

下の解説を読んでクオンタイズ設定のやり方を確認してる途中
たまたま目に入ったんですけど、フォローアクションという機能を
使えばランダム再生みたいなこともできるんですねLiveって…。
ちゃんとランダマイズ設定すれば、ロボットとのセッション
みたいな感じのこともできそうですね!

13. クリップをローンチする

2013年8月19日月曜日

オーディオエフェクトラックのチェーンセレクトゾーンって、何?

オーディオエフェクトラックの一機能、チェーンセレクトゾーンの概念が
(僕なりにですが)理解できて嬉しかったので、ここに書きたいと思います。
まず、チェーンセレクトゾーンが何か、私なりの解釈を書くと…
  • オーディオエフェクトラックで設定できる、チェーンセレクトゾーンという0~127の範囲がある。
  • チェーンセレクトルーラというオレンジの棒で、0~127の値を選択、変更できる。(ツマミでグリグリ変えられるイメージ)
  • ゾーンという青いバーで、オレンジの棒がどの位置にいるときに、どのエフェクトが動くかが設定できる。
こんな感じです。

Ableton Live公式の解説を見たい方は、オーディオエフェクトラックの解説ページ
チェーンセレクトゾーンの部分を御覧ください。

18.5.4 チェーンセレクトゾーン


では、実際に絵で見たほうがわかりやすいと思うので画像を載せます。

まずは、チェーン関連の部分を表示するとこまでいってみましょう。

1.エフェクトの追加、チェーンセレクトゾーンの表示
以前書いた記事の手順で、オーディエフェクトラック内にコーラスを入れてみました。
で、画像赤枠の2つのボタンを押してみてください。

そうすると、上の画像のようになったと思います。
続いて、上画像赤枠の「Chain」を押してみてください。

チェーンセレクトエディタが表示されると思います。
ちなみにこのエディタは、右クリックから表示の倍率を変えることが可能です。

冒頭で触れた「チェーンセレクトルーラ」とはなんぞや?
上画像赤枠に囲まれている、オレンジの棒のことらしいです。
(僕はこの棒の存在になかなか気付けませんでした(^^;))
この棒を動かして、0~127の値を変化させることが可能です。

チェーンリストにエフェクトを追加してみましょう。
画像では2つエフェクトを追加し、計3つにしています。

わかりやすいように、名前を「チェーン」からそれぞれのエフェクトの名前に変えました。
さて、今オレンジの棒は0となっています。
エフェクトのゾーン設定もすべて0です。
なので、今このエフェクトは3つすべてが動きます。

2.ゾーンの設定
さて、それではゾーンの設定をしてみましょう。

見やすいように表示倍率を変え、ゾーンをドラッグして、範囲を変更してみました。
Chorus:1~8
EQ Three:9~24
Flanger:16~32
です。
オレンジの棒は0の位置のままです。
この状態だと、3つのエフェクトはどれも動きません。
(ゾーンのバーが、0にかかっていないので。)

3.オレンジの棒を動かしてみる
オレンジの棒を以下のように動かすと、それぞれエフェクトが動きます。

オレンジの棒を右に動かしました…。
この状態だと、Chorusのみが動きます。

オレンジの棒をさらに右に動かしました…。
この状態だと、EQ Threeのみが動きます。

オレンジの棒をまたさらに右に動かしました…。
この状態だと、EQ ThreeとFlangerが動きます。

どうでしょうか。感じがつかめましたでしょうか。
このオレンジをMIDIコンのツマミにマッピングし、ツマミを回すと、
ひねり始めはChorusが動いて…
もう少しひねるとChorusが無効、EQ Threeが有効となって…
もう少しひねるとEQ ThreeとFlangerが有効になります。
ちなみにまだひねると、オレンジの棒がゾーンの範囲外に出てしまうので、
3つともエフェクトが動かなくなります。

4.この機能について
フェードの設定もできるみたいですし、他にも細かい機能はあると思いますが、
僕なりの解釈はこんな感じです。
エフェクトをバッチリ作る方はこういう機能も使いこなすのかなぁ…。
まだ、今の僕ではこれの有効活用法が見えません…(^^;)
こういう機能もスマートに、かつ有用に使いこなせるようになりたいもんです!

2013年8月17日土曜日

空のオーディオエフェクトラック(Audio Effect Rack)を挿入して簡単にマクロマッピングしてみる

ほんとは空のオーディオエフェクトラック(Audio Effect Rack)を挿入する手順を
書きたかったんですが、それだけだとなんか投稿数稼ぎみたいでちょ~っと嫌なので
簡単なマクロ(Macro)マッピングをする手順までを、書いてみます。

1.空のオーディオエフェクトラックを挿入する
「Audio Effect Rack」をドラッグします。

これだけです。

2.簡単にマクロマッピングしてみる
オーディオエフェクトラックにエフェクトを入れます。
画像では例としてコーラスを入れています。

マッピングしたいツマミやボタンを右クリックして、「Macro Xへマップ」をクリックします。

で、マクロのツマミ(画像左赤枠)を回すと…
マッピングしたツマミ(画像右赤枠)も同期して回ります!

1つのツマミで複数の値を変えたい…だとか、1つのツマミで
ボタンをONにして、同時に値も変えたいだとかいうときに使えるテクニックですね。
(たぶんそういう時に使うものだと思います。)

2013年8月12日月曜日

新規Liveセットのデフォルトの状態を変える

Ableton Liveで新規Liveセットを作成した時に、AudioとMIDIのトラックが2個づつ
配置されてますよね。
あれを毎回毎回手で消していませんか?

実はあの新規作成時のデフォルトの状態、変えられるんです。
OfficeのWordでも似たようなことができますが、新規作成時の
テンプレートのような感じですね。

やり方は簡単です。まず新規作成でLiveをまっさらな状態にして、
デフォルトでなっていて欲しい状態にLiveの設定を変えます。

例えばBPMを変えたり不要なトラックを消したり…

毎回同じMIDIマッピングをしているならマッピングを設定します。

僕は毎回クオンタイズを使用するのでクオンタイズも設定しています。

で、この状態でオプションの環境設定を開きます。

「File Folder」のタブの、「現在のセットをデフォルトとして保存」の「保存」をクリックします。

これでOKです。

上記の作業を行なってから「新規Liveセットを作成」を行うと、
さきほど設定した状態でLiveセットが開かれます。
これで毎回不要なトラックを消したりクオンタイズを設定しなくてすみます。

デフォルトをインストール直後に戻すなら、「現在のセットをデフォルトとして保存」の
「クリア」を押せばいい…んだと思います。(押したことないのでわかりませんが(^^;))

バラバラな場所に置かれているwavファイルやmp3ファイルをプロジェクトファイルの場所にまとめる

タイトルだけではわかりづらいと思うのですが…。
Ableton Liveに限った話ではないですが、DTMをしていると
DドライブやらFドライブやらいろんな場所のwavファイルやmp3ファイルを使いますよね!
そういうバラバラな場所に散っているファイルを、一箇所(プロジェクトファイルの場所)に
まとめる方法です!

以前香川で行われたAbleton Liveの勉強会で教えていただいたのですが、
自分の備忘録&皆さんのお役に立てればと思い、今回書いてみようと思います。

バラバラなドライブに散っているファイルを…

一箇所にまとめる方法をご紹介します。


やり方なんですが、保存する際に「すべてを集めて保存」を
選択すればOKです。

なにをコピーするか指定し、OKをクリックします。

以上です。

例えば、デスクトップPCで曲を作ってるんだけど使用している音源ファイルが
バラバラなところにある。
ライブパフォーマンスのためにプロジェクトファイルをノートPCに
持って行きたいんだけど、ファイルが散ってるから困ったよ~!
というときなんかに、この保存の仕方が役立つと思います。


2013年8月4日日曜日

Windows Media Playerの最大化(全画面表示)が勝手に解除されてしまう

今回は、TraktorもAbletonも関係ない、全然違う記事を書きます(笑)。

※今回ご紹介する手順ではスケジュールされたタスクを無効化しますが、
 無効化するということは当然それが動かなくなるということです。
 以下でご紹介する手順を実施した結果パソコンが壊れたなどの被害が
 起きましても、私は一切責任を取りませんのでご了承ください。

最近、パソコンのWindows Media Player(以下WMP)で映画を見ていると、
急に最大化が解除されてウィンドウが小さくなってしまうという現象が出てたんです。

結論から言うと、「Adobe Flash Player Updater」の無効化で
たぶん解決したと思います。
(対処法は下のほうをご参照ください。)

僕のパソコンでは他の不調(なぜかDVDが再生できない)もたまに出ていて、
WMPではなくMPC-HCで映画を見てたんですが、また最大化が
勝手に解除されてしまったんです。
で、解除された瞬間、MPC-HCの画面下のバーに
「フォーカスが移動: - Adobe® Flash® Player Update Service 116 r602」
という文字が。



WMPの最大化が解除されるのもこれが原因なんじゃないの?
と思いました。

調べたところ、このアップデーターはタスクスケジューラに登録されているとのこと。
調べてみると確かに登録されていました。
最大化が解除された時間と前回実行時刻も一致しています。

で、タスクスケジューラからの実行間隔を五分間にして検証してみました。
結果、見事に五分間隔で最大化が勝手に解除されてしまいました…。

なのでタスクスケジューラにてAdobe Flash Player Updaterを無効化。
以下が無効化の手順です。

1.「スタート」から「コントロールパネル」をクリック
2.左上の検索窓で「タスク」で検索し、表示された「タスクのスケジュール」をクリック
 3.タスクスケジューラが表示されるので「タスク スケジューラ ライブラリ」をクリック
 4.Adobe Flash Player Updaterを右クリックし、「無効化」をクリック
5.Adobe Flash Player Updaterの「状態」が「無効」になっていれば大丈夫だと思います。

これで映画がゆっくり観られる!
集中して観てるときに最大化が解除されて、気分が削がれるのは嫌ですもんねf^_^;

(ただ、Windows Media Playerの最大化が解除される問題も解決したのかはちょっとわかんないですが…)

同じような現象で困ってる方のご参考になればなと!

そういえば別に無効化までしなくとも、実行のタイミングをログオン時などに
変えてやるだけでも十分な気はしますね!